散歩
昨日は良いお天気だったので芦屋にある谷崎潤一郎記念館へ行って来た
痴人の愛を読んでショックを受けた中学2年からおよそ40年
最近また少しずつ彼の本を読んでいる
「少年」
「幇間」
「秘密」
「異端者の悲しみ」
「刺青」
「母を恋うる記」
「春琴抄」
どの作品の中にも自分が居て気味が悪く面白い
多感な時期に読む本はその後の人生に大きな影響を及ぼすと云うのは本当だな
きっと「鍵」や「瘋癲老人日記」等にも何年か後の僕が出てくるのだろう
こいつのせいだ・・なんて思いながら谷崎の写真を睨んだりしてきた
庭に面したスペースではゆったりしたソファに座りながらコーヒーも飲める
白玉入りぜんざいも食べられたりする
休日の午後アカデミックな時間を過ごすにはもってこいではないか