1月最後の土曜日にエヘが逝った
伊勢は国府浜のサーファーで僕と同い年だった
週に2回も3回も伊勢に通っていた頃
なんちゃってサーハーの僕にも優しくしてくれた彼は
アメリカ先住民の英雄のような風貌で格好良かった
なのにお通夜にもお葬式にも行けなかった
そんな気持ちを曲にした
そのMDを聴いた彼の奥さんから電話があって「嬉しかった」と言ってもらえた
僕も嬉しかった
歌いながらこの曲を育てて行こうと思う





月曜の朝電話が鳴る 久しぶりだね懐かしい声
一通りの挨拶の後に 彼はおまえの死を告げた
悲しい知らせはいつも そんな風にやって来る
空は灰色冬の雨 遠くで車のクラクション


Goodbye Handsome boy Goodbye Glory Days 日に焼けたあの笑顔
Goodbye Handsome boy Goodbye Glory Days 


日の出の向こうにメインハウス 手を振るお前が見えた
店の前の坂で眼を細めて この海が好きだと言った
思い出の中の伊勢は 空が青く澄んでいて
ゴルフ場のネットが風に震えて お前の笑う声がするんだ


Goodbye Handsome boy Goodbye Glory Days 日に焼けたあの笑顔
Goodbye Handsome boy Goodbye Glory Days 


夕暮れの波打ち際を 犬と歩きながら群青に溶けていった
戻れない遠い道へ 遠い夏へ 遠い海へ


Goodbye Handsome boy Goodbye Glory Days 陽炎に揺れる夏が・・
Goodbye Handsome boy Goodbye Glory Days 終わらないはずの夏が・・


Goodbye Handsome boy Goodbye Glory Days 日に焼けたあの笑顔
Goodbye Handsome boy Goodbye Glory Days またひとつ星が消える